大雪のエピソード その1
選手のみなさんお疲れさまです。capです。
いまだ大雪の混乱が残っていると思いますが、みなさんケガや事故無く過ごしているでしょうか。
今日は大雪の練習エピソードでも紹介しようと思います。まずは第一弾として「為末大 編」です。
capは大学生時代に400mハードルの為末大選手(現日本記録保持者:一昨年現役引退)と同じ陸上部に所属していて、東京都八王子市にあった同じ陸上部合宿所(寮)に住んでいました。
お互い一年生だった1998年1月に今回と同じような大雪に見舞われたことがありました。
積雪のため交通はマヒし、大学は休校。グラウンドも使えないため、その日の練習は無しとなりました。
でも、朝から何もやることがなく、その年の箱根駅伝出場を逃していたcapは「こんな日だからこそ“コソ練”だ!」と、昼過ぎに合宿所を抜け出し、1人で大学の体育施設へ歩いて向かいました。
小さな山(小高い丘?)の向こうにある体育施設への登り道には、足跡ひとつ無く、膝上まで雪にはまりました。
しばらく登っていくと、正面から人が下りてくる・・・それが為末でした。
驚いたcapは、
「練習してきたん?」
「あぁ、一応(体育施設)開いてたよ」
みたいな会話をしてお互い雪の中を前に進みました。
為末は誰よりも早く練習へ行き、こっそり練習をしていたわけです。
余談ですがcapは大学4年間、陸上部の練習時間以外にグラウンドなどで為末を見かけることがよくありました。
大学の授業との兼ね合いで別の時間に練習をしていたのか、わざわざ時間をずらしていたのかはわかりません。
あの大雪の日と同じように、コツコツと練習と時間を積み重ねていました。
その後、2000年にシドニーオリンピックに出場、翌年世界陸上で日本人初の短距離の銅メダルを獲得、日本記録を更新していることはみなさんご存知ですよね。
16年も前の話ですが、大雪が降るたびに思い出すので、なんとなく紹介してみました。
若い選手はこの話から何かを感じ取ってもらえればと思います。
(文章中、為末について敬称を省略していることをご了承ください(大学の同期ということで))
いまだ大雪の混乱が残っていると思いますが、みなさんケガや事故無く過ごしているでしょうか。
今日は大雪の練習エピソードでも紹介しようと思います。まずは第一弾として「為末大 編」です。
capは大学生時代に400mハードルの為末大選手(現日本記録保持者:一昨年現役引退)と同じ陸上部に所属していて、東京都八王子市にあった同じ陸上部合宿所(寮)に住んでいました。
お互い一年生だった1998年1月に今回と同じような大雪に見舞われたことがありました。
積雪のため交通はマヒし、大学は休校。グラウンドも使えないため、その日の練習は無しとなりました。
でも、朝から何もやることがなく、その年の箱根駅伝出場を逃していたcapは「こんな日だからこそ“コソ練”だ!」と、昼過ぎに合宿所を抜け出し、1人で大学の体育施設へ歩いて向かいました。
小さな山(小高い丘?)の向こうにある体育施設への登り道には、足跡ひとつ無く、膝上まで雪にはまりました。
しばらく登っていくと、正面から人が下りてくる・・・それが為末でした。
驚いたcapは、
「練習してきたん?」
「あぁ、一応(体育施設)開いてたよ」
みたいな会話をしてお互い雪の中を前に進みました。
為末は誰よりも早く練習へ行き、こっそり練習をしていたわけです。
余談ですがcapは大学4年間、陸上部の練習時間以外にグラウンドなどで為末を見かけることがよくありました。
大学の授業との兼ね合いで別の時間に練習をしていたのか、わざわざ時間をずらしていたのかはわかりません。
あの大雪の日と同じように、コツコツと練習と時間を積み重ねていました。
その後、2000年にシドニーオリンピックに出場、翌年世界陸上で日本人初の短距離の銅メダルを獲得、日本記録を更新していることはみなさんご存知ですよね。
16年も前の話ですが、大雪が降るたびに思い出すので、なんとなく紹介してみました。
若い選手はこの話から何かを感じ取ってもらえればと思います。
(文章中、為末について敬称を省略していることをご了承ください(大学の同期ということで))
第2弾は「両角速 編」を紹介したいと思います。