53分28秒
第62回長野県縦断駅伝。全諏訪が不可能と思われた初日のタイム差8分06秒を跳ね返し優勝を果たした。歴史に残る大逆転劇だった。
そして、二日間32.6kmの熾烈な争いを我がチームのエースも繰り広げていた。
初日の4区(15.6km)、二日目21区(17.0km)に出場した塩尻東筑木曽 松野VS千曲坂城 利根川の両エース対決。
4区は、先行する松野を利根川が36秒差で追う。追いかける立場の利根川が圧倒的に有利な展開。中継所では利根川が25秒差を詰め、その差11秒で襷が渡された。走り終えた二人は健闘を称え合った。=新聞記事のとおり。
翌二日目の最長21区。今度は利根川が先行する。一斉スタートから逆算して20秒差で松野が追う展開。二人とも、前日の15.6kmの激走で疲労はピークに達している。そんな中、昨日のリベンジとばかりに、松野がその差をじわりじわりと縮める。
何度も何度も後ろを振り返る利根川。レース終盤の坂を上り切ったところで、その差は明らかに詰まり、二日目の二人の勝負はあったかと思われた。次の瞬間、利根川がラストスパートに入る。差は広がっていく。そして中継所に次々に飛び込んだ。勝負の行方は・・・
走り終え、間もなく二人はレースを振り返りながら穏やかに話しをしていた。
本番さながらの追い込みを日常のトレーニングで行っている”証”だ。
そして、飯田のゴール地点で二人の結果を知った。
53分28秒同タイム。
この二日間の両エース対決もまた、歴史に残るような争いであったと思う。
選手各々が更に高い意識を持ち、他チームのそれぞれのライバルとこのようなレースが展開できれば、想像もつかないことを成し遂げることも決して不可能ではない。
勝負はこの冬。
そして、二日間32.6kmの熾烈な争いを我がチームのエースも繰り広げていた。
初日の4区(15.6km)、二日目21区(17.0km)に出場した塩尻東筑木曽 松野VS千曲坂城 利根川の両エース対決。
4区は、先行する松野を利根川が36秒差で追う。追いかける立場の利根川が圧倒的に有利な展開。中継所では利根川が25秒差を詰め、その差11秒で襷が渡された。走り終えた二人は健闘を称え合った。=新聞記事のとおり。
翌二日目の最長21区。今度は利根川が先行する。一斉スタートから逆算して20秒差で松野が追う展開。二人とも、前日の15.6kmの激走で疲労はピークに達している。そんな中、昨日のリベンジとばかりに、松野がその差をじわりじわりと縮める。
何度も何度も後ろを振り返る利根川。レース終盤の坂を上り切ったところで、その差は明らかに詰まり、二日目の二人の勝負はあったかと思われた。次の瞬間、利根川がラストスパートに入る。差は広がっていく。そして中継所に次々に飛び込んだ。勝負の行方は・・・
走り終え、間もなく二人はレースを振り返りながら穏やかに話しをしていた。
本番さながらの追い込みを日常のトレーニングで行っている”証”だ。
そして、飯田のゴール地点で二人の結果を知った。
53分28秒同タイム。
この二日間の両エース対決もまた、歴史に残るような争いであったと思う。
選手各々が更に高い意識を持ち、他チームのそれぞれのライバルとこのようなレースが展開できれば、想像もつかないことを成し遂げることも決して不可能ではない。
勝負はこの冬。
千曲坂城 利根川選手の承諾を得て掲載